相川七瀬さんのNICU訪問

12月25日、こども医療センターNICUで相川七瀬さんのクリスマス訪問がありました。「我が子と過ごせる新生児集中治療室(NICU)」を目指したNICU改築に共感してくださり2018年以降、毎年クリスマスにNICUを訪問してくださっている相川七瀬さんです。今年もNICUや新生児病棟で初めてのクリスマスを過ごす赤ちゃん達とご家族に代表曲の「夢見る少女じゃいられない」をはじめとした素敵な歌声のプレゼントをしてくださいました。

赤ちゃんと一緒にご両親、祖父母様、兄・姉ちゃんたち、NICUで共に赤ちゃんを応援している多職種・多診療科のスタッフ、皆で相川さんの歌声に魅了されました。皆が実感するのは比較的大きなキーボードや歌声でも赤ちゃん達は嫌がって泣くことはない、大きなアラーム音とは違って音楽の音は赤ちゃん達も穏やかになるということです。お父さんもお母さんもいつも以上の笑顔だし、それをみて赤ちゃん達もいい表情になっていくと思えました。相川さん、今年も、コンサートに参加していたご家族、それぞれのベッドサイドを訪れ、プレゼントを直接手渡してくださっていました。

赤ちゃん、ご家族、スタッフ、それぞれに笑顔を届けようしてくださった相川さんに心から感謝でした。

相川先生のコンサートや訪問で皆が素敵に思えたNICUの空気感を日常的に少しでも自分たちで届け合えるようなNICUを目指していきたいという決意新たにしました。

（新生児科部長　豊島勝昭）