お役立ちノート

2023.07.25

当センターで国内留学されていた青木先生の医学論文が掲載されました

2022年の春まで奈良県立医科大学小児科から国内留学で当NICUに勤務されていた青木宏諭先生の医学論文が掲載されました。胎児動脈管早期収縮症に関する論文です。

またこの論文は、受賞されました。

Aoki H, Kawataki M, Kim K, Saito T, Inagaki Y, Shimokaze T, Ishikawa H, Toyoshima K. Reopening of ductus arteriosus in idiopathic premature constriction or closure of ductus arteriosus: A case series. J Neonatal Perinatal Med. 2023.

内容は、以下に関するものです。
・胎児期に完全に動脈管が閉鎖している内、約4割は再開存する。
・早産時期に動脈管早期収縮と診断された7割は1週間で再開存。
・胎児診断から早期に出生した児(全体の15%)で新生児遷延性肺高血圧症を来し集中治療を要した。
・全体の半分は無症状。3割が軽度のチアノーゼを来したし酸素吸入を1-3週要した。

詳細は下記をご覧ください。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36872790/

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